韓国ドラマ時代劇 あら感

月が浮かぶ川 13話・14話 あらすじと感想






月が浮かぶ川  달이뜨는강  2021年放送 KBS 2TV月火 全20話

第13話視聴率 6.8% 8.7%

daisySSさん

第13話あらすじ

キシンコル村を攻撃しピョンガン姫を城に連れ戻そうとするコ・ゴン(イ・ジフン)。スンノブの人々を守るため、ピョンガン/ヨム・カジン(キム・ソヒョン)は自ら人質となりコ・ゴンと共に戻ることを決心。しかし、彼女を助けるために敵陣まで一人乗り込んできたオンダル(ナ・イヌ)と対立。

周が北の国境を攻撃したことから、至急北方へと移動を命じられたコ・ゴン。ピョンウォン王(キム・ボプレ)も軍を率いり、北の国境へと移動します。周が国境を責めたことを知ったピョンガンは、王側について戦い高句麗の守るために力を添えるべきだと、スンノブを説得します。スンノブの人々を戦いで犠牲にすることができないと、反対するオンダル。

しかし、ピョンガンの友人の双子タラジンとタラサンも加わったスンノブも北の国境へ向かいます。王はピョンガンが参戦することに反対しますが、北の国境を守ることは国の治安を維持する最も重要で緊急を要される状況から、ピョンガンとオンダルが中心となりスンノブも加わることになります。

順奴部(スンノブ)が名誉を回復することを望み、戦争で手柄を上げることを計画していると知ったコ・ウォンピョは、スンノブを利用する計画。敵と敵を戦わせる考えで、スンノブを最前線に向かわせます。まだ、軍隊としての十分な訓練を受けていない状況のスンノブ、、、ピョンガンは犠牲者を出すことを恐れますが、オンダルの立てた戦略に従い、動くことになります。

オンダルの計画は、ピョンガン、タラジンとタラサンの数名だけで敵陣に向かい、相手の軍を率いる将軍の首を取ること。北周の特性上、リーダーを失った軍は戦う力を失う。そのためには、敵の将軍と対面する必要がある。軍隊を周辺に隠し、数人だけで相手の陣営に入ったオンダル。敗北するとの意思表示をすると、将軍との話し合いを求めます。代表で、ピョンガンが将軍との話し合いのため一人移動させられることになり、残りはその場で待機させられます。その時、周の軍の会話を耳にしたタラサンは、彼らが話し合いに応じることはなく、日が暮れると全員を殺害する計画だと知る。

このままではピョンガンが危険と察知したオンダルは、彼女に危険を知らせる合図を送ると、攻撃を始めます。一方、順奴部(スンノブ)に任せてその様子を後方で確認していた王をはじめとするコ・ウォンピョは、状況が理解できず、、、ピョンガンが危険だと知ったコ・ゴンが軍を連れ最前線に向かいます。

しかし、到着してみると、敵の旗ではなく高句麗の旗が掛けられていて、スンノブが勝利。戦いの途中怪我をしたオンダルが倒れている姿を確認したピョンガンは、彼のもとに駆け付ける。オンダルは生きていた。。。スンノブが手柄を上げたことで、王は高句麗の第5部族としてのスンノブの地位を復権するよう命じます。過去、スンノブから奪った土地もスンノブに戻し、ピョンガンとオンダルは王宮で生活することになります。

ドゥ・ジュンソは復讐計画を実行する夜を迎え、王と太子ウォンに体を麻痺させる成分が含まれたお茶を飲ませ、身動きが取れないウォンに剣を向けると、王を挑発します。しかし、麻痺した体を動かすことができず、ドゥ・ジュンソを阻止できず苦しむ王。

その頃、オンダルはド王宮を出入りしている占い師がピョンガンを刺客に育て上げた人物であるドゥ・ジュンソだと気づきます。

第13話感想

時代背景を探るト北に周が建国された時代のようで、北からの侵略から高句麗を守る戦いのアクションシーンがついに登場しました。時間的な流れとしては第1話に登場した戦いのシーンとオバーラップしたので、これからがこのドラマのクライマックスへ向けてストーリーが本格的に進むことになるようです。

これまでは各部族(地域)間の勢力争いが中心に描かれた印象を受けました。初めてのお戦争で手柄を上げたオンダルのおかげで、スンノブは名誉を回復することになりました。本来なら少人数で挑んで勝てる相手ではなかったはずが、オンダルの戦略が正しかった!

オンダルが姫の夫、駙馬として認められることになり、父コ・ウォンピョの計画が進められなくなったこと、オンダルへの嫉妬からか、父に協力し家門のために働くことを本気で誓うコ・ゴン。今話からコ・ゴンとヘ・モヨンの関係が複雑になり、果たしてコ・ゴンが将軍として最後まで高句麗を守る立場を続けるのか、新羅側に立つ人物となるのか、今後コ・ゴンに注目したいと思います。

本格的なアクションシーン、オンダルとピョンガンの恋、スンノブの名誉の回復など、面白いポイントを含めターニングポイントを迎えた第13話ですが、思わず方向にストーリーが進み、緊張感のあるエンディングを迎えました。

王に家族を殺害されたことから復讐を誓うドゥ・ジュンソから、王と太子ウォンを助け出すことができるのか、、、ハラハラしました。ドゥ・ジュンソの正体に気づいたオンダルが素早く行動し、二人の命を救うことに成功するのかは、次の話でのお楽しみ!

今後、アクションシーンの比重が増えることを予想し、どのようなクライマックスが描かれるのか楽しみです。高句麗と新羅は引き離して考えることができないので、今後、もっと早いペースでストーリーを展開させて欲しいです。

ヘ・モヨンとコ・ゴンへの突然のキスシーンの登場に、新たなカップルの登場を期待させられました。

第14話視聴率6.4% 8.4%

daisySSさん

第14話あらすじ

ピョンガン(キム・ソヒョン)とオンダル(ナ・イヌ)がドゥ・ジュンソを阻止、王と太子ウォンを助けます。ドゥ・ジュンソは牢獄に入れられ、、、彼が王宮を出入りできるよう許可したジン妃(ワン・ビンナ)は、その責任を問われることを恐れる。ジン妃はピョンガン姫が王を殺害するために刺客として王宮に侵入した過去の出来事をあげると、ピョンガンと対立する姿を見せ。王はジン妃に責任を問うことなく、牢獄に入れられていたドゥ・ジュンソが姿を消します。

一夜を共に過ごしたコ・ゴン(イ・ジフン)とヘ・モヨン。女性としてヘ・モヨンに興味を持ち始め、二人の危険なロマンスが始まる。ピョンヤン城の中に移ることになった順奴部(スンノブ)とピョンガン姫の勢力が大きくなることを恐れるよう、スンノブを攻撃するべきだと焦る息子コ・ゴンの姿に、コ・ウォンピョは冷静に時間をかけて対応するよう忠告します。

ピョンガンは姫として王宮での生活を慌ただしく続け、駙馬として認められたオンダルは昇進し、城を守る立場となります。幼い頃、ジン妃とコ・ウォンピョが一緒にいる姿を思い浮かべたピョンガンは、二人の仲を疑い始め、夫オンダルに相談。一方、ピョンウォン王(キム・ボプレ)もジン妃とコ・ウォンピョの関係を疑い始めながらも、二人が親密な仲であることが証明することができない。

一夜を過ごした後、姿を消したヘ・モヨン。コ・ゴンは彼女の消息が明らかにならず、不安になります。ヘ・モヨンは拉致され、新羅に連れ戻されていた。新羅の王であるジンフン王からピョンガン姫を殺害するよう直接命じられたヘ・モヨン。

ジン妃の言葉に過去の記憶から、手紙を思い浮かべたピョンガンはオンダルにジン妃とコ・ウォンピョの関係を疑っていることを伝えると、手紙を入手したと語り、二人の会話をドアの外で耳にしたピョンガンの乳母コンソン(キム・ジョンヨン)。コンソンはピョンガンが二人の関係を疑い、ジン妃が書いた手紙を手に入れたことをコ・ウォンピョに報告します。ピョンガンが留守中、手紙を持ち出したコンソン、、、受け取った手紙を確認するジン妃が表情を変えると、「これは私の書いたものではありません」と一緒にいたコ・ウォンピョに確認させる。

その時、二人の前に現れたピョンガン姫とオンダルは、「こんな遅い時間に二人きりで何を・・・」と語り、二人の関係を疑う。。。

第14話感想

コ・ゴンとヘ・モヨンは恋する関係へと進展!

このタイミングで新羅の王からピョンガン姫を殺害するよう命じられたヘ・モヨン、、、果たして王の命令に従いピョンガンを殺す計画を実行することになるのでしょうか。エンディングのシーンで思ったのは、コ・ウォンピョもピョンガンへの警戒心をこれまで以上に強めることになったようで、ピョンガンの命が危険にさらされることになりそうです。

本来のピョンガン姫とオンダル将軍のストーリーでは、オンダルを立派な将軍にするため、ピョンガンがサポートする内容ですが、ドラマではピョンガン姫をサポートするオンダル将軍のイメージを強く持たせているようで、恐れる存在はオンダルではなくピョンガン姫!彼女を命掛けて守るオンダルのストーリーとなっています。

王宮で生活をすることになったオンダルとピョンガンですが、再び戦争が始まることになり、オンダルが戦場に向かうことになるよう。果たして二人が幸せなエンディングを迎えることになるのでしょうか。

牢獄からドゥ・ジュンソを連れ出したのはコ・ゴンでした。ピョンガン姫への気持ちを整理したように見えるコ・ゴンですが、新羅の王の命令を受けたヘ・モヨンと協力しピョンガンを殺害する計画に協力することになるのか、今後もコ・ゴンの動きが気になります。

ジン妃とコ・ウォンピョが内縁の関係にあること、王子がコ・ウォンピョの息子であることが明かされる時が近いのでしょうか。今話でも二人の関係を疑うピョンガンが仕掛けた罠にはまった二人、二人が深夜密会していた理由を、何と答え、どのように対応するのか危機を迎えたコ・ウォンピョとジン妃。

ピョンガンを殺害することに失敗するとヘ・モヨンの命が危険にさらされることになるようで、コ・ゴンの対応もやはり気になります。出演している俳優・女優の演技力が高いので、ますます面白い展開になってきました。

夫婦になったけど、オンダルとピョンガンのラブラブなロマンスがもっと見たい気持ちですが、今後また戦いのエピソードが続くようで、平和で幸せな二人の姿も見たいなぁと思った第14話でした。

月が浮かぶ川 15話・16話 あらすじと感想

月が浮かぶ川 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

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