幻の王女 チャミョンゴ 全39話 |
2009年放送 楽浪・高句麗時代 |
平均視聴率 11.5% 最高視聴率12.1% |
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あらすじ
楽浪国のチェ・リの第1夫人モ・ハソと第2夫人ワン・ジャシルは同時に女児を出産。しかし、陰謀により、モ・ハソの娘は殺される羽目に。しかし、奇跡的に救出され、技芸団の娘プクとして育てられる。一方ジャシルの娘ラヒは高句麗のの王子ホドンと政略結婚を進めていた。
物語の鍵を握るのはチャミョンとラヒという二人の王女と、そしてその二人の運命を左右する王子ホドンとの愛憎劇。チャミョンもラヒも、愛する男の志を陰で支えるのでも、宮中での権力を得ようと画策を繰り広げるのでもなく、祖国を愛し、自ら剣を持って民のため国のために生きる王女としての宿命に苦悩する。国のために愛する人に剣を向けるか、愛する人のために国を裏切るか。2人の対照的な王女像の物語である。 |
キャスト
チャミョン(プク) 役 チョン・リョウォン(子役 イ・ヨンユ) 楽浪国の王女、技芸団員 チェリとモ・ハソの娘。
ホドン役 チョン・ギョンホ (子役 ヨ・ジング) 高句麗の王子
ラヒ役 パク・ミニョン(子役 チン・ジヒ) 楽浪国の王女、チャミョンの異母姉 / その他の出演作 トキメキ☆成均館スキャンダル(2010年) キム・ユニ(ユンシク)役 /テムル(大物)
Dr.JIN (2012年)ホン・ヨンレ / ジン・ミナ
ムヒュル役 ムン・ソングン 高句麗の王、ホドンの父
ワン・ジャシル役 イ・ミスク ラヒの母、チェ・リの次妃
モ・ハソ役 キム・ソンリョン チャミョンの母、チェ・リの正妃
チェ・リ 役 ホン・ヨソプ 楽浪国の王、チャミョンとラヒの父
ワン・ホル 役 イ・ジュヒョン ワン・ジャシルの弟、チャミョンに好意
ソン・メソルス役 ソン・ヒョナ ムヒュルの正妃
ソン・スジリョン役 ペク・ヒョンソ ムヒュルの次妃、ソン・メソルスの従妹
ソン・オック役 ユン・ジュサン ソン・メソルスの父、ピュリナ族首長 |
スタッフ
[監督・演出]イ・ミョンウ [脚本]チョン・ソンヒ |
感想 ネタバレ有
元々全50回の予定だったが視聴率が取れず、予定より11話も減らされ全39話になったらしいが、正直、そんなに面白くなかったです。なんとか最後まで見ましたが、評価が低かったのも頷けます。自鳴鼓といって楽浪国に伝わるという、敵兵が迫ると自然になりだすという有名な逸話を元にストーリーは作られており、王子も王女も実在したらしいが(姉妹はフィクション)ストーリー展開がいまいち、キャストも主人公である王子、王女2人とも感情移入できなかった。恋バナも 王子 チャミンVSラヒ ―ワン・ホルなのだが、イマイチ盛り上がらない。たぶん、善、悪ってのが感じなかったからかもしれない。
序盤に出てくる巨大なチャミョンゴ(自鳴鼓)の登場シーンなどチャミョン、ラヒの2人のヒロインのアクションは見どころで最初の回で視聴者のハードルが上がったのかも知れない。初回に期待値を上げ過ぎです。
剣法や太極拳をはじめとした多様な殺陣の他、ワイヤーアクションも取り入れ、特にチャミョンとラヒの対決シーンは華麗かつ迫力ある映像になっていて、映像は一流VFX技術を活用してあり見ごたえがある。
主要キャラクターたちが身にまとう豪華絢爛な高句麗式韓服は、1着あたり1000万ウォンも使ったらしいが、お金かかって割にはストーリ展開がイマイチだったと思う。
主役級キャストはイマイチだったが、イ・ミスク演じる ワン・ジャシル(ラヒの母、チェ・リの次妃)の悪女っぷりやコ・スヒ演じる モ・ヤンヘ (ワン・ゲンの妻)が「あんた大阪のおばちゃんか!」と突っ込みたくなるような個性派演技はなかなかよかったです。
あと低視聴率のひとつはイケメン&美女出演が少なすぎる。それに尽きるような気がしました。主人公以外は ワン・ホル 役 イ・ジュヒョンぐらいしかいなかったような?しかも11話も縮小されているので、終わって見て、なんだっんだ?という感じでおわったような。しかし、韓国ドラマってのは厳しいですな。