韓国ドラマ時代劇 あら感

太宗イ・バンウォン 5話・6話 あらすじと感想

太宗イ・バンウォン





太宗イ・バンウォン 태종 이방원 2021年放送 KBS 1TV 全32話

第5話視聴率8.7%

daisySSさん

第5話あらすじ

イ・ソンゲ(キム・ヨンチョル)への不満の声が高まると開成(ケソン)から離れ、父を止めようとする長男バンウ(オム・ヒョソプ)とイ・バンウォン(チュ・サンウク)。兄弟同志争う姿にガッカリしたイ・ソンゲはそのまま道を進みます。父を止めることができなかったバンウとバンウォン。

開成(ケソン)の王宮では、コンヤン王はイ・ソンゲが王位を狙うことを辞めたと安堵、、、しかし、大妃のアン氏は、イ・ソンゲを王にすう声が高まり、更なる権力を持って彼が必ず開成に戻ることになると心配そうに語る。

島流しになった高麗の学者イ・セクを訪ねる儒生たちの中には、イ・ソンゲに反対するチョン・モンジュ(チェ・ジョンファン)の姿があり、高麗のためにイ・ソンゲを阻止できるのはチョン・モンジュしかいないと語る恩師イ・セクの言葉に、学者として芯を持って突き進む決死をする。

その頃、旅を続けるイ・ソンゲに部下のチョ・ヨンムは今の高麗には新しい王が必要だと説明すると、「王になってください」とイ・ソンゲに気持ちをぶつける。彼の言葉を真剣に受け止めたイ・ソンゲは決心を固めた表情を見せると、開成(ケソン)に戻ります。同じ頃、ケソンに戻ったチョン・モンジュはイ・ソンゲに対立することを決意したあと。。。

イ・バンウォンの勝手な行動でイ・ソンゲを王にさせる計画が局面を迎えたことから、父イ・ソンゲの命令があるまで会議への参加を控えるように伝えるチョン・ドジョン(イ・グァンキ)。新しい国を建国することを目標にするチョン・ドジョンは、イ・ソンゲが開成に戻ることを待ち望み、、、彼が戻るとすぐに計画を実行できるよう下準備を始めます。

しばらくの間、政治から離れることになったことに不満を持つイ・バンウォン。しかし、妻ミン氏のアドバイスを受け入れ行動を慎みます。長男が政治に全く興味を持っていないことから、能力がある者がイ・ソンゲの後を継ぐことになると確信すると、夫イ・バンウォンを後継者にするためのミン氏の決意も固まる中、イ家を代表して王宮を訪れる任務を受けたイ・バンウォンは、コンヤン王が敗北をすると予想する。

しかし、イ・バンウォンを前にしたコンヤン王は、今後イ家のいいなりになることはないと強気な発言。王に力を添える人物がチョン・モンジュだと知ったイ・バンウォンは王宮から戻ると父と側近たちに、王とチョン・モンジュの意思を伝えます。

コンヤン王の意思を確認したイ・ソンゲ、、、チョン・モンジュからの伝言を聞くと、チョン・モンジュの決断を受け入れた様子。しかし、苦しむ高麗の人々を助けることにすべてをかけたチョン・ドジョンは引き下がることなく、次の計画を進めます。

急いで清州城に向かうチョン・ドジョンは豪雨で増えた川を渡る途中溺れ、現れたイ・バンウォンに助けられる。

第5話感想

イ・ソンゲによって王になったコンヤン王は、操られる形ばかりの王ではなく、本当に王になることを決心したのでしょうか。自ら解決できない問題をチョン・モンジュに任せ、諦めることなく王を続ける意志を見せました。

イ・ソンゲも尊敬するほどの学者チョン・モンジュが、イ・ソンゲの反対的な立場を明確にします。学者として筋の通ったチョン・モンジュに協力する儒生たちや学者たちの力で、イ・ソンゲも勝手な行動ができない状況に置かれました。野心家のチョン・ドジョンと学者として自分の考えをつらぬくチョン・モンジュ、、、二人の今後の明暗を分けることになる出来事に、イ・バンウォンが登場することとなるので、ストーリー上の展開はますます面白くなってきました。

イ・ソンゲと結婚し、娘たちを高麗の貴族に嫁がせたカン氏(イェ・ジウォン)と違い、イ・バンウォンの母ハン氏は権力争いや政治の世界とは通り、お寺に滞在し家族の安全を祈祷する中、母を訪ねてきた長男のバンウは、開成とは離れた遠い田舎で静かな生活を夢みることが分かりました。

ハン氏とは違い、夫イ・バンウォンを義理の父の後継者にするために、夫をサポートすることになり、大提学であるミンジェ(キム・ギュチョル)にお願いして、イ・バンウォンのための特別な学びの座を準備するなど、今後イ・バンウォンを後継者にするために奮闘することになりますね。

イ・ソンゲに対立するチョン・モンジュがいる限り、父を新たな王にするはできない、、、そこでイ・バンウォンはどのような決断をすることになるのか、第6話が楽しみです。

久々の正統派時代劇の放送、、、期待した以上に面白いです!

第6話視聴率6.7%

daisySSさん

第6話あらすじ

洪水で打撃を受けた清州、、、拘束されたイ・セクをはじめとする人々を心配するチョン・ドジョン(イ・グァンキ)とチョン・モンジュ(チェ・ジョンファン)。増えた水ですぐに駆け付けることができず、捕らわれていた人々は自力に生き延びる。

チョン・モンジュがイ・ソンゲに対立的な立場を取ることを心配するチョン・ドジョンは、イ・バンウォン(チュ・サンウク)に、何があってもイ・ソンゲはチョン・モンジュを配慮する立場を変えないだろうと語り、イ・バンウォンを考えさせます。

イ・ソンゲ、チョン・モンジュとチョン・ドジョンの三人は、過去腐敗した高麗を再建する夢を持っていたにも拘わらず、イ・ソンゲが王位を狙うことは高麗を裏切る行動だと、イ・ソンゲを阻止する側となり、チョン・ドヨンはチョン・モンジュへの反感を隠さない。

王宮内の動向が気になるイ・バンウォンの妻ミン氏は、弟たちを通じて王宮内を観察させます。一方、ミン氏家門のために働きたいと願うイ・ファサン((テ・ヒョンホ)には、巷の状況を観察させます。

チョン・ドジョンを訪ねたイ・ソンゲに、今後チョン・モンジュとの関係をどのように受けるのかを尋ねます。

イ・ソンゲは、「再び仲間になるようにするので、信じて待っていて欲しい」と語り、チョン・モンジュを諦めないで進むと、計画が失敗すると恐れるチョン・ドジョン。イ・ソンゲはチョン・ドジョンとチョン・モンジュの二人の協力が必要だと自分の考えを明らかにします。

弟たちを通じて、王宮内の動きを知ったミン氏夫人。チョン・ドジョンの弾劾を準備していることを知ると、夫に知らせます。イ・バンウォンはチョン・モンジュを訪ねると、チョン・ドジョンへの弾劾を辞めて欲しいとお願い。しかし、間違った道を進むものをそのままのできないと、頑固な立場を見せるチョン・モンジュの言葉に、イ・バンウォンができることがない。

チョン・ドジョンの弾劾を求める上書を受け取ったコンヤン王は、自分を王にしたチョン・ドジョンを極刑にすることなく、島流しを命じます。チョン・ドジョンを守れないイ・ソンゲを非難するような発言をする王の言葉に、チョン・モンジュの表情が暗くなります。

チョン・ドジョンを見送るイ・ソンゲ、、、チョン・モンジュとの関係を諦めない彼への不満を伝えるチョン・ドジョンを静かに見送るしかなく、、、このことからこれ以上黙っていることはできないと決心したイ・バンウォンと彼の決心を心配そうに見守る妻ミン氏。

母ハン氏が危篤だと知らされたイ・バンウォンは急いで母のいるポチョンに向かいますが、到着した時には母は既に亡くなっていました。酷く悲しむイ・バンウォンに、イ・ソンゲは唯一学識のある息子イ・バンウォンに母のお墓の側で3年間を過ごすよう命じます。しかし、カン氏はイ・ソンゲにとって最も力になれる息子であるイ・バンウォンを開成(ケソン)から遠ざけることに反対しますが、イ・ソンゲは考えを変えることない。

ハン氏が亡くなったことを知ったチョン・モンジュが駆け付け、母の死を悲しむイ・バンウォンをなぐさめます。その夜、眠るチョン・モンジュを確認すると、刀を取り出すイ・バンウォン。。。

第6話感想

王位を狙うイ・ソンゲを阻止するためのチョン・モンジュの本格的な計画が進められます。イ・ソンゲの側で悪い影響を与えていると判断したチョン・ドジョンを島流ししたことで、イ・ソンゲが正しい判断をして高麗を裏切るような行動を取らないよう、考えます。

しかし、このことでチョン・モンジュへの反感が大きくなったイ・バンウォンは、父を王にする計画の最も邪魔になる人物がチョン・モンジュだと判断すると、チョン・モンジュを排除する必要を感じる中、母ハン氏が亡くなりました。

ハン氏の死を悲しむイ・バンウォンの前に、排除すべて人物チョン・モンジュを訪れ、共に母の死を悲しみますが、その夜、、、チョン・モンジュを殺害する計画??なのでしょうか。イ・バンウォンを心配してその夜泊まることになったチョン・モンジュを確認すると刀を取り出す驚きのエンディング!

個人的にはチョン・ドジョンとチョン・モンジュだとすると、革命家のチョン・ドジョンよりは、チョン・モンジュの言葉の方が、説得力があると思います。自分に反対するチョン・モンジュへの信頼を持ち続けるイ・ソンゲも同じ観点から、チョン・モンジュが高麗の現実に気づき仲間として戻ってくることを待っているようにもとらえることができました。

イ・バンウォンの独断で再びことを大きくすることがないことを願い、、、第7話を待ちます。

太宗イ・バンウォン 7話・8話 あらすじと感想

太宗イ・バンウォン 全話あらすじと感想 キャストと視聴率


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