韓国ドラマ時代劇 あら感

名家 感想とあらすじ キャスト・視聴率






放送予定

●【日本放送】

【韓国放送期間】2010年1月2日から2月21日

名家(ミョンガ)명가

2010年放送 全16話

視聴率

平均視聴率 12.1% 시청률 最低視聴率第13回9.9% 最高視聴率第4回14.2%

あらすじ

丙子胡亂(17世紀の朝鮮と清との戦争)の時、静かな村に避難民たちが一気に流れ込んでくるとチェ・ジンリプ(キム・ヨンチョル)は救恤米を支給し、さらには家の奴婢たちを解放し土地も分け与える。幼いグクソン(後チャ・インピョ)は祖父の教えを悟り自分も避難民のために何かしなければという思いを募らす。

一方、チェ家の代理地主キム・ジャチュン(イ・ヒド)は避難民を相手に米商売を始め、一升の米で大金をかき集める。その避難民の中にダニ(後ハン・ゴウン)がいた。敵の娘という身分を隠したまま避難民の中に紛れ込んだダニはサンナムという奴婢の娘に偽装していた。內需司は役人を送り隠密にダニを探そうとするが…

出典:KBSWORLD  名家

キャスト

チャ・インピョ  チェ・グクソン 慶州チェ氏当主、商人

傾きかけた家門を立て直すために商いの世界に飛び込み富を築き始める。大志を抱き漢陽司饔院参奉として官職に就くが南人と西人の戦争に巻き込まれ、その過程で多くを悟り全てを捨て慶州へ帰り土地と農業について学ぶ。朝鮮後期の農業発展に大きな影響を及ぼすとともに、慶州チェ氏一家12代300年に渡る富の土台を築いた人物。後に慶州チェ氏一家の全ての財産を社会に還元しノブレスオブリージュを完成する。

ハン・ゴウン  ハン・ダニ  グクソンのソウルメイト、チャン商団の行首

奴婢サンナムの娘として避難民に偽装して慶州へ逃げてきたところグクソンに会う。後に漢陽で決断力のある女行首として商団で生活をすることになる。訳官チャン・ギルテクの養女になり漢陽に来たグクソンに商売の基礎を教える。養父ギルテクが政争の犠牲となり彼女は突然行方をくらませたが、釜山倭館の大金持ちとなり再び姿を現わしグクソンを助ける。グクソンを愛し、彼の精神的実質的な同伴者として波乱万丈な人生を歩む。

キム・ソンミン  キム・ウォニル グクソンのライバル、恋敵、捕盜庁従事官

キム・ジャチュンの息子でグクソンの生涯のライバル。代理地主の息子というコンプレックスを持つが、丙子胡亂で状況が変わり滅びた家の子孫グクソンが再起しようともがくほど彼を邪魔する。その後捕盜廳従事官となって中央進出に成功しグクソンとはダニを巡り恋的になる

画像出典:https://www.kbsworld.ne.jp/

スタッフ /

●以下感想ネタバレ有。

ayumi 10さんより

チャインピョさんの初の時代劇で見どころ満載のドラマです。

このドラマは時代劇でありながら、独自の経営哲学と倫理観を持ったチェ家の話しを描いています。祖父の代には裕福な家だったのが、父親の代になると母親の病気の治療費にまで困るようになった家から名家になるまでを描いています。実話を元にしているドラマなので落ち着いてみることができます。

時代劇というと富めるものが、どんどん豊かになり貧しいものがどんどん貧しくなってしまう悲しさがありますがこのドラマそうではなく、温かさを感じることが出来ます。

とくに初回は、子役からスタートしますが、富めるものが貧しい人に与える大切さを教えるシーンがみどころです。子役を演じたのはヨジングさんで、今では大人の俳優として活躍しています。彼は子役の時から名子役と呼ばれていましたが、この時代劇の中でも主人公の子役時代を見事に演じています。

富めるものは、それなりに社会的な役割を果たさなけばいけないということをこの時代から実践していたのは、凄いなと感動出来ます。

このドラマを撮影したのは、寒い時期でこのドラマの撮影に苦労されたようです。

チャインピョさんというと、洗練された男のイメージが強くこのドラマではその魅力を時代劇の中に発揮しています。

ドラマの中には素敵な言葉が多く使われており、その言葉は現代にも通じておりしかも実在した人物を描いており説得力があります。

両班というと悪い人が多いイメージがありますが、この主人公のような優しい素敵な両班がいたんだなということが分かりました。300年もその後続くような、家を作ることが出来たというのもこのドラマから学ぶことが多くあります。チャインピョさんというと、実生活でも多くの養子を迎え入れたり寄付を行ったりして社会に還元をしている俳優さんです。その彼が、この役を演じているのは実生活とマッチしておりよりリアルに話が伝わってくる気がします。


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