韓国ドラマ時代劇 あら感

七日の王妃 11話・12話 あらすじと感想






七日の王妃 7일의 왕비 全20話

quetalsurinoさん

七日の王妃 11話 視聴率4.4%

11話のあらすじ

チェギョン(パク・ミニョン)への気持ちに気づき、ジンソン大君(ヨン・ウジン)と彼女の婚姻を許したことを後悔する燕山君は、彼女を抱き寄せます。抱き寄せるもののキスはとどまります。燕山君(イ・ドンゴン)はチェギョンにスパイになることを命じ、ジンソン大君への燕山君の疑いを晴らすため、チェギョンは受け入れます。

二人を目撃したジンソン大君は、これまでの計画を変え、反乱を早めることを決意します。そのために必要なのは、先王が残した密書。密書探しに拍車がかかります。ウロンガクシの盛んな活動を知った燕山君は、アジトとなっている質屋に現れ、偶然パク・ウォンジョンと姪のミョンヘと会うことになり、ジンソン大君の命を助けたのがミョンヘだと知ります。燕山君は質屋を監視させ、結婚を控えたジンソン大君とチェギョンに新居をプレゼントします。燕山君が監視目的で新居を準備したことに、ジンソン大君はいら立ちます。

密書に関する情報を握るソノの父は、偶然ジンソン大君とチェギョンの婚姻を知り、質屋を訪れます。ソノの父、ソ・ノブは息子にメモを残し、残されたメモはミョンヘが発見することに。ミョンヘとジンソン大君の幼馴染は、ソ・ノブを探しに出かけます。罠だと気づいたペク・ソクヒはジンソン大君と共に二人を助けに出かけます。隠れてジンソン大君が現れるのを待っていた燕山君に気づいたジンソン大君は弓を放ち、対抗するようジンソン大君にも弓を放ちます。ジンソン大君の腕を怪我しますが、無事ミョンヘを連れて逃げ出します。

婚礼に姿を現さないジンソン君に、チェギョンは不安を感じます。遅れて登場したジンソン大君と燕山君。婚礼中、ジンソン大君の腕から血が流れているのに気づいたチェギョンは、悪い予感がしたのか涙を流します。

11話の感想

第10話の終わり方で、燕山君がチェギョンにキスしたと思い込んでいましたが、彼はチェギョンにキスしなかったです。。。悲劇的な展開に向けて本格的に動き出した三角関係。結末が予想されるだけに、その過程がどのように描かれていくのかが楽しみです。ジンソン大君と燕山君の対立が表面化してきて、それぞれの複雑な心理状態が描かれました。これまでも面白かったのですが、今後もさらに面白さが続きそうです。

チェギョンにジンソン大君のスパイを命じた燕山君は、万が一の場合はジンソン大君の命を奪うことになる可能性があることを示唆し渡した剣。チェギョンは受け取りを拒否しました。ここで登場した剣はもしや第1話の最初に登場したのと同じものなのでしょうか。

ジンソン大君とミョンヘの関係をしった燕山君は、チェギョンを心配してなのか、婚礼の前夜一睡もできない様子で、式の前に二人の結婚を取りやめることを提案しますが、婚礼は予定通り進められることになります。ただ、式の時間が近づいても姿を現せることなく、ハラハラしちゃいました。質屋の実態やウロンガクシとの関係を探るため仕掛けられた燕山君の罠にはまってしまったジンソン大君。ジンソン大君も燕山君も必死に手に入れようとする先王の遺言が書かれた密書の存在が、今後のドラマの展開に影響を与えることになりそうです。

貧しい民を助けるウロンガクシですが、ドラマ「逆賊-民の英雄 ホン・ギルドン」に登場する盗賊団のことを「7日の王妃」ではウロンガクシとして描写しているのでしょうか。燕山君の時代に実在した人物を題材にしたドラマが「逆賊-民の英雄 ホン・ギルドン」なので、両方の作品を比較しながら観るのも面白いと思いました。ただ、実際にジンソン大君は乱が起きて王に即位するまで、身を低くして過ごしていた人物なので、彼がウロンガクシのリーダーだったことは全くのフィクション。

ジンソン大君を信じようとするチェギョンと、彼女を守るためにやむを得ず嘘をつくことになるジンソン大君。婚礼の際に血を流すジンソン大君に気づいたチェギョンが涙を流した理由は、これから起きることを予想したからではないでしょうか。婚礼の前夜、チェギョンを訪ねてきたジンソン大君とチェギョンがキスするシーンがあり、今後二人の新婚生活がどのように描かれるかが楽しみです。

quetalsurinoさん

七日の王妃 12話 視聴率4.6%

12話のあらすじ

無事婚礼を挙げることができたジンソン大君(ヨン・ウジン)とチェギョン(パク・ミニョン)でしたが、婚礼後すぐジンソン大君はチェギョンを残して出かけてしまいます。ミョンヘと助けて行った際、燕山君が後を追ってこなかったことが気になるジンソン大君は、ソノの父が危険だと気づきます。しかし、ソノと再会したソノブは再びメモを残して姿を消すことになります。

婚礼後、ジンソン大君が外出した際、燕山君がチェギョンを訪れます。ジンソン大君が経営する質屋が怪しいと話し、ジンソン大君の怪我を知っている様子に、チェギョンは不安になります。いずれチェギョンもジンソン大君を疑うことになるとの言葉がチェギョンを悩ませます。新婚初夜に拘わらず、ジンソン大君が遅くに戻ると怒った様子のチェギョン。。。ジンソン大君はチェギョンを慰め、チェギョンはジンソン大君の怪我をそっと治療します。

ソノの父は燕山君に捕らえられ、密書が隠された場所を知る彼は、燕山君に拷問を受けます。口を閉ざしていた彼はソノを殺すとの燕山君の脅しに、密書が隠された場所の手がかりが、女性の体に残されていると話します。

燕山君の言葉が気になるチェギョンは、質屋で反乱が計画されているかを確認することになります。チェギョンは夫のジンソン大君を疑う自身に戸惑います。結婚後、慈順大妃(チャスンテビ)に命じられ、別室を使っていたチェギョンとジンソン大君。チェギョンはこっそりジンソン大君の寝室を訪れますが、ジンソン大君はソノの父が亡くなった知らせをもらい、チェギョンを残して質屋に向かいます。

結局、ジンソン大君が戻ることなく朝を迎えたチェギョンは、質屋に向かいます。誰もいない質屋の奥の部屋でチェギョンは、殺生簿(殺すか、生かすかを書いた名簿)を発見します。彼の父のシン・スグンの名が赤く書かれていることに驚きます。

12話の感想

燕山君のチェギョンへの気持ちがすごく伝わらい切ない気持ちが続きます。女性の体に残された密書の場所とは、チェギョンの背中に残された文字を意味するのでしょうか。燕山君とジンソン大君はまだその女性がチェギョンだと気づきません。ソノの父から密書の話を聞いたジンソン大君ですが、彼は果たしてどこまで知っているのでしょうか。チェギョンの隠された運命に関して少しは筋が見えてきたようです。

ソノの父を殺すなど残酷な面を見せる燕山君はチェギョンへの強い思いから、王である事よりも一人の女性を愛する男として生きていいきたいと強く望む気持ちがすごく伝わります。密書の場所がチェギョンの体に残されていることが分かると、燕山君とジンソン大君がどのような選択をするのかが楽しみです。チェギョンを思いながらも、成し遂げるべき大義のために彼女を守り抜くことができないはずのジンソン大君です。

殺生簿(殺すか、生かすかを書いた名簿)で父シン・スグンの名前を確認したチェギョンは、燕山君にすべてを告げることになるのでしょうか。それとも、果たしてチェギョンは決心した通り、最後までジンソン大君を信じ切ることになるのでしょうか。先王はどうしてチェギョンの体に文字を残したのか疑問として残ります。チェギョンの未来を予言した尼さんが死ぬ間際に残した言葉の意味が、いずれ明らかになるのでしょう。

チェギョンのまっすぐでキラキラした眼差しが綺麗で、切ない恋に苦しむ燕山君に心が動かされました。周囲の期待から恋だけに没頭することにできないジンソン大君がかわいそうに思えます。三人に残された悲しいエンディング!その最後が予想できるがゆえに、小さな出来事も心に残る展開がすごいと感じました。

チェギョン自身も気づいていない激しく揺れ動く運命に、チェギョンがどのような選択を取るか、見逃せなくなってきました。

七日の王妃 13話・14話 あらすじと感想

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