韓国ドラマ時代劇 あら感

七日の王妃 1話・2話 あらすじと感想






七日の王妃 7일의 왕비 全20話

 

quetalsurinoさん

七日の王妃 1話 視聴率6.9%

1話のあらすじ

朝鮮王朝10代目の王燕山君(イ・ドンゴン)は、長く続く干ばつに悩み、その解決策として挙げられたのが弟、イ・ヨクの結婚でした。燕山君は、シン・スグンの娘と、イ・ヨク(ジンソン大君)と結婚を持ち掛けます。シン・スグンは娘チェギョンを守る目的で乳母と共に田舎に住まわせ、ハニャンに戻るのを禁止します。チェギョンは両親が住むハニャンに憧れを持ち続けます。ある日、乳母が父宛てに届けるはずだった手紙を手にしたチェギョンは男装して、手紙を口実に勝手にハニャンに向かい、ハニャンの街中で偶然イ・ヨクと出会います。

一方、燕山君は父のソンジョンが残したとする遺言の存在に、弟ヨクが成人するのを恐れます。遺言は、成人したヨクに王位を継承させるように命じたものでした。父が密かに遺言を残したことにイラ立った燕山君はヨクと賭けをします。馬を走らせ先に王宮に戻ったものが勝ちで、燕山君とヨクは馬を走らせます。走っているヨクの馬の前に現れたチェギョンを助けることになり、ヨクは賭けに負けます。先に到着した燕山君は弟のヨクに向け剣を抜きます。燕山君に殺されそうになっているヨクを生母の慈順大妃(チャスンテビ)が助けます。

怒りを抑えた燕山君はヨク(ジンソン大君)の傷を心配して戻った際、慈順大妃(チャスンテビ)との会話を聞くことに。王権を守るため、王妃の兄であるシン・スグンの娘と婚姻して田舎暮らしを命じます。その後も気持ちが落ち着かない燕山君は馬に乗り、王宮を後にします。チェギョンは、父に届ける手紙をスリに取られたことに気づきます。走りさる燕山君をヨク(ジンソン大君)だと思ったチェギョンは彼の後を追います。馬の足跡をたどったチェギョンは、ヨクではなく、入浴中の燕山君と出会います

1話の感想

2017年放送されたイ・ヨンエ主演の「サイムダン」では朝鮮王朝第11代目の王、中宗(チュンジョン)の時代「逆賊-民の英雄 ホン・ギルドン-」では、燕山君(ヨンサン君)の時代が舞台のドラマですが、第1話を観た感想はまるでその間のドラマを観ているような気持になりました。大ヒットした「チャングムの誓い」で登場する王様も中宗でした。このドラマは、燕山君、中宗、端敬王后(ダンギョン王妃)の三角関係を描いた歴史フィクションドラマなのですが、分かりやすく面白いスタートでした。1話から、あれ?このドラマすごく面白いと感じました。

実在した王妃の一人、端敬王后(ダンギョン王妃)にスポットを当てたドラマで、のちに端敬王后になるチェギョン(パク・ミニョン)が死をむかえるショッキングなスタートからドラマが始まり、7年前にさかのぼり、幼かったチェギョン、イ・ヨク(中宗)とイ・ユン(燕山君)の運命的な出会いから描かれます。端敬王后(ダンギョン王妃)は、歴史上は70歳で亡くなっていますが、ドラマでは廃妃され命を落とすようですが、ドラマではいったい彼女に何が起きたのでしょうか。主人公3人の悲しい運命をどのように描いていくか楽しみです。

端敬王后(ダンギョン王妃)、チェギョンをパク・ミニョンが演じています。ドラマの最初に登場するパク・ミニョンの悲しく切ない演技が印象的で、早くも成人したチェギョンやジンソン大君であるイ・ヨク(ヨン・ウジン)の演技に期待が高まります。2010年にパク・ミニョンが出演した「トキメキ☆成均館スキャンダル」でみせたようなドキドキ胸がキュンとするラブコメディではないのですが、イ・ドンゴンが扮する燕山君(イ・ユン)とチェギョンとの初対面のシーンでドキドキしてしまいました。

燕山君(イ・ユン)役で出演しているのは、イ・ドンゴンです!!イ・ドンゴン初の時代劇の主演とあり、韓国では放送前から話題になっていましたが、これまで持っていた燕山君(ヨンさん君)のイメージにピッタリなイ・ドンゴン流の燕山君が期待できます。

個人的に持っていた燕山君のイメージは病弱でヒステリックな美男子のイメージでしたが、イ・ドンゴンの色白でスレンダーなイメージとマッチングします。鋭い目つきの燕山君に、ドラマが始まってからずっと怖いイメージしか持てなかったです。でもチェギョンとの初対面するシーンでは月光の下、燕山君がとてもかっこよかったです。チェギョンと燕山君との出会いが、今後チェギョンの運命にどのような影響を与えるのでしょうか。

quetalsurinoさん

七日の王妃 2話 視聴率5.7%

2話のあらすじ

男装したチェギョンは、スリにあった父への手紙を取り返すために追った相手が、ジンソン大君のイ・ヨクではないことに驚きます。日が暮れた山の中、チェギョンは宿を見つけます。彼女が幼い事から断れることを心配したチェギョンは、燕山君であるイ・ヨンに兄のふりをしてもらいます。強引なチェギョンに負け、宿で夕食をとっていた二人は突然意識を失います。

その後、意識を戻したチェギョンは縛られていることと、宿のオーナーが殺害されていることに驚き、意識のないヨン(燕山君・イ・ドンゴン)を連れてその場から逃げ去ります。必死に城の入り口までたどり着いたチェギョンは、意識を失います。ヨン(イ・ドンゴン)に助けられたチェギョンが朝目を覚ました時、ヨンの姿はなく、チェギョン宛に一枚の手紙が残されています。

ハニャンの本家に戻る口実としてもっていた父宛ての手紙をなくしたチェギョンは、そっと本家に戻ります。その頃、ジンソン大君を連れた慈順大妃(チャスンテビ)は、シン・スグンに娘との婚姻を申し出ます。しかし、チェギョンの両親は、病弱で田舎暮らしが長く、礼儀作法も知らない娘は大君の相手にふさわしくないと、必死に申し出を断っている最中。その様子を覗いていたチェギョンは、シンソン大君に見つかります。ヨク(ジンソン大君)は、チェギョンとの婚姻を拒否し、チェギョンはハニャンに残る手段としてヨクとの婚姻を決心します。

チェギョンからスリの犯人として誤解されていることを知ったヨクは、彼女からスリをした人物を見つける代わりに、婚姻の話はなかったことにしようと持ち掛けます。ヨクは、チェギョンから手紙を盗んだ少年を見つけ出します。少年の住む部落東籍田(ドンジョクチョン)で起きた問題を解決してあげたジンソンテ大君とチェギョン。少年ソノは二人に感謝し、友情が芽生えます。少年の家にいるジンソン大君とチェギョンをイム・サホンが送った刺客に目撃されます。

2話の感想

チェギョンと出会ってから彼女の言葉を思い出す燕山君(ヨンサン君)は、幼かった弟ヨクへの複雑な心境を見せます。王権に興味のない気持ちを伝え続ける弟ヨクの言葉を信じるようで、父の成宗が残した遺書(秘密文章)の存在を気にします。燕山君を堕落の道に陥ったきっかけを作ったとされるイム・サホン。イム・サボンは遺書を探し出し処分する提案し、燕山君は遺書を探すよう命じます。ジンソン大君とチェギョンが助けた東籍田(ドンジョクチョン)に住む少年の父が遺書の行方と関係があるようです。

王の弟としてだけ生きると約束したジンソン君を信じる様子の燕山君ですが、ジンソン君が東籍田(ドンジョクチョン)の少年の家にいたことで、今後誤解を招くことになるのでしょうか。チェギョンとジンソン君が危険な目にあいそうな予感がします。

チェギョンとの婚姻を避けるために、彼女の手紙を盗んだ少年を探していたジンソン君は、チェギョンを不思議な子だと思い、興味を持ち始めます。ジンソン君と必ず結婚すると語るチェギョンですが、その後彼女に起きる不幸を知るだけに、かわいそうになりました。

チェギョンが親元を離れて田舎で隠れるように生活していた理由は、チェギョンを守るための両親の配慮でした。チェギョンが王室に嫁ぐと不幸になるという、預言があったことを知らないチェギョンと、ジンソン大君と結婚すると話す娘を心配する両親。燕山君の正妃であるシン氏は、シン・スグンの妹で、チェギョンの叔母にあたります。娘が燕山君の弟と婚姻すると、叔母とは義理の兄弟になることに。。。 複雑な関係ですね。

チェギョンとイ・ヨク(ジンソン大君)の子役をパク・シウンとペク・スンファンが演じていて、ペク・スンファンは、「六龍が飛ぶ」や「ブラッド」にも出演していました。子役の二人の演技も嫌いではないのですが、早く大人になったチェギョンとヨクの姿もみてみたいです!

七日の王妃 3話・4話 あらすじと感想

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