韓国ドラマ時代劇 あら感

ホンチョンギ 15話・16話(最終回) あらすじと感想






ホンチョンギ 홍천기  2021年放送 SBS 全16話

第15話視聴率8.9%

daisySSさん

第15話あらすじ

ハ・ラム(アン・ヒョソプ)が向かった先、意識が戻ったソンジョ王が彼を待っていた。ソンジョ王は、19年前からハ・ラムが復讐を図っていたことを知りつつ、見守っていたことを話します。ハ・ラムの父の殺害を命令したのは王、、、しかし、刺客が到着した時にはハ・ソンジン(ハン・サンジン)が既に死亡していたこと、彼の殺したのが魔王であったと知らせます。

自分の中にいる魔王が目覚め、魔王に立ち向かったハ・ラムの父は結局、魔王に殺される。ハ・ラムの脳裏にその記憶がよぎり、強い衝撃を受けます。魔王に支配されていたとしても自分の手で父を殺害していた、、、王はハ・ラムに必ず魔王を封印すると約束します。

その頃、チュヒャン大君/イ・フ(クァク・シヤン)はペクユ画団の人々の処刑を命じ、ホン・チョンギ(キム・ユジョン)は必死に処刑をとめようとします。その時、処刑場に現れたソンジョ王により、処刑は中断となります。ハ・ラムにお礼を伝えるペクユ画団の人々と、その様子を見つめるメヒャンはイルウォルソンが、敵の王と手を結びホン・チョンギを手助けしたと誤解。

ソンジョ王は、意識を失っていた間、チュヒャン大君が命令に背き勝手な行動を取ったことを非難すると、19年前、魔王によって傷つけられた体を王に見せると、魔王を体に受け入れない限り、自分の体が蝕まれ、死に至ることを伝えます。生きるためには魔王を封印することはできないと主張するチュヒャン大君の言葉に、王は親として心を痛めながらも、チュヒャン大君を許さない。

ハ・ラムはホン・チョンギをハ家門の本家に招き、ホン・チョンギは父の遺骨を納め、父に最後の挨拶を交わします。彼女の側を守るハ・ラム。神的な力のある指輪をホン・チョンギに再びプレゼントすると、どんな時も彼女を守ると約束します。

その夜、眠るホン・チョンギを見守っていたハ・ラム、、、突然、魔王が目覚めると自分の目を取り戻すため、ホン・チョンギに手を伸ばします。魔王を阻止するためにたたかったハ・ラムは先にハニャンに戻り、ホン・チョンギは必ず魔王を封印すると心に近い王宮に戻ります。

封印式の時、自分が描いた王の肖像画が破壊されてしまった理由が理解できず、悩むホン・チョンギの前にファチャ(絵画などの宿るエネルギーを食べる鬼)が現れ、魔王を封印することができる肖像画を描くためには自分との契約が必要だと語ります。

ファチャ(絵画などの宿るエネルギーを食べる鬼)と契約を結ぶと正気を失う危険があると知りながらも、選択肢のないホン・チョンギ。巫女のウォルソンは、封印式を行うことができる最後のチャンスであることを伝えると、19年前と同じ状況を再現する必要があると、シム・デユを連れて現れます。

過去、ホン・チョンギの父はカン・ユングクと共に王の肖像画を完成させていました。シム・デユはカン・グクの息子で、ホン・チョンギと共に封印式が行われる日に絵を描き始め完成させないといけないとの注意点を伝えられ、準備を始めます。

一方、ホン・チョンギに渡した指輪が何故か自分の元に戻ったことに気づいたハ・ラム。彼の前に、老人が現れます。指輪の力、、、老人はハ・ラムの祖父。魔王の封印式を成功させるためには、指輪を破壊し封印式に向かうようアドバイスします。

魔王の封印式が行われる夜、巫女として神的な力を失ったウォルソンの代わりに、ミス(チェ・グクヒ)が封印式を取り締まることになり、ハ・ラムは指輪を破壊すると湖に投げ捨て、強い痛みを感じながら王宮に向かいます。

王宮ではハ・ラムが姿を現すことを待つ。。。一方、ホン・チョンギは自分の指にはめてあった指輪が消えたことに気づくと、不安をおさえハ・ラムの到着を待つ。

第15話感想

最後のチャンスとなる封印式は果たして成功するのでしょうか。

今話、ハ・ラムの父の死の真相が明かされました。王に殺害された父への復讐を誓ってきたハ・ラム、、、しかし、父を殺したのは自分の中にいる魔王。そのことで苦しむハ・ラムと父を亡くしたホン・チョンギがお互いを慰め合うエピソードも、愛が溢れるシーンで印象的でした。

赤い目のハ・ラムを演じるアン・ヒョソプがカッコよくて、キム・ユジョンが演じるホン・チョンギとの相性もバッチリ。二人のロマンスが幸せなエンディングを迎えることを期待します。

これまでホン・チャンギを守っていた指輪が壊され、封印式に成功しないとハ・ラムの命が危険な状況に陥ることになります。

イルウォルソンとして活躍していたハ・ラムが裏切ったと誤解したメヒャンが、チュヒャン大君側についたことで、封印式を邪魔するための計画が進められるような雰囲気を醸し出し、最終話への期待が高まります。

ロマンスドラマとしての胸キュンするエンディングを期待して。。。

第16話視聴率10.4%

daisySSさん

第16話(最終回)あらすじ

ヤンミョン大君/イ・ユル(コンミョン)は必ずハ・ラム(アン・ヒョソプ)が、魔王の封印式に現れる信じ、準備を進め彼が到着するのを待ちます。

ホン・チョンギ(キム・ユジョン)とシム・デユは王の肖像画を描いていき、サムシン(三神)とホリョンも封印式を静かに見守る中、姿を現したハ・ラム。しかし、すでにホン・チャンギは魔王に支配され、巫女ミスの力では封印式を進めることができない状況。魔王はホン・チャンギがいるところまでたどり着くと、ホン・チャンギから自分の目を取り返します。

肖像画を完成させる前、視力を失ってしまったホン・チャンギ・・・力を取り戻した魔王を封印するために動いたのは、サンムシン(三神)とホリョン、、、しかし、力の元のなる目を取り戻した魔王の力は強すぎて、二人の力でも封印することができない。

早く肖像画を完成させなさいとの言葉にも筆を動かくことができないホン・チャンギ。最後、王の目を描く作業を残し、絶望する彼女にファチャ(絵画などの宿るエネルギーを食べる鬼)が現れ、まだ間に合うと絵を描くように励まし、亡くなったホン・チャンギの父の魂が現れ、ホン・チャンギを勇気づけます。見えない目で集中するホン・チャンギを側で見守るヤンミョン大君。

ついにホン・チャンギは肖像画を完成さえ、魔王を絵の中に封印する準備が整います。肖像画が完成したことに気づいた魔王の目に不安がよぎり、その瞬間、自分を犠牲にするサムシン(三神)は、蝶に姿を変えるとすべての力を降り注いで、魔王を包み込むと肖像画の中に向かう。

魔王は肖像画の中に封印され、サムシン(三神)はこれでホン・チャンギとハ・ラムが結ばれることになるとの最後の言葉を残し、姿を消します。意識が戻ったハ・ラムは目が見えることに喜び、、、一方のホン・チャンギは視力を失う。それでもハ・ラムが無事だったことを喜ぶホン・チャンギ。

魔王の封印が終わった後、一生守るとの言葉をホン・チャンギに伝えると、優しくキス。

ソンジョ35年、5年の時間が過ぎて、子供をもうけ幸せな生活を送る二人の誕生日に、世子となったヤンミョン大君が二人を訪問します。ヤンミョン大君は、ハ・ラムの父ハ・ソンジン(ハン・サンジン)の名誉回復を命じる王の証明書を渡し、二人の誕生日を祝います。

翌日、5年間牢獄に入れられていたチュヒャン大君/イ・フ(クァク・シヤン)が反乱を起こしたとの連絡がヤンミョン大君に届き、急いでハニャンに戻るヤンミョン大君を心配するホン・チャンギに、ハ・ラムは二つあった星の一つが消えたと伝え、チュヒャン大君が亡くなることを示唆。

桃を取ってプレゼントすると交わした初めての約束を守るため、ホン・チャンギを桃の木の下に誘う。。。

第16話(最終回)感想

ロマンティックなエンディング!

ホン・チャンギとハ・ラムは運命を克服し幸せなエンディングを迎えました。同じ日に生まれ、初めての出会い、19年後の再会、過酷な運命を克服し、、、5年後の幸せな結婚生活を送る二人の姿を描き、個人的には好きなエンディングでした。

魔王を封印する儀式に関しては、最終話の前半部、、、魔王がその姿を現し緊張する展開。しかし、思った以上に魔王の封印に関するエピソードは短くまとめられ、その後のホン・チャンギとハ・ラムにスポットを当てたストーリー展開だったので、最終話では甘いロマンスに胸キュンさせられます。

魔王を封印した直後、ハ・ラムは視力を取り戻しホン・チャンギは目が見えない状況に戻ります。魔王を封印することに成功したため、魔王の呪いは消えホン・チャンギも目が見えるようになる、二人にとっては最高の幸せな結末でした。

魔王の封印式を邪魔するチュヒャン大君の計画はなく、封印後、王位経書者に選ばれたのはヤンミョン大君でした。その間、チュヒャン大君は牢獄の中で5年を過ごし、ついに計画していた反乱を起こします。エピローグを通じて、ヤンミョン大君とチュヒャン大君がお互いに剣を向けるエピソードが描かれ、ハ・ラムが星を読んだ通り、チュヒャン大君が死を迎えることになります。

最終話の最後はラブラブで最高の誕生日を迎える二人、、、ホン・チャンギは桃の木の下で、桃をプレゼントされ、ハ・ラムはホン・チャンギが描いた絵をプレゼントされ、、、流れ星の下キスでお互いの愛を確かめる素敵なエンディングでした。

魔王という存在により過酷な運命に置かれた主人公たちが、運命に立ち向かう姿に切なくも美しいファンタジーロマンスドラマでした。

ホンチョンギ 全話あらすじと感想 キャスト 視聴率

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