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オクニョ 運命の女(ひと) 第31話・32話・33話 あらすじと感想






オクニョ 運命の女(ひと) 獄中花(オクチュンファ) 옥중화 全51話

第31話 あらすじ

オクニョは王の密使[=明宗(ミョンジョン)]に会い、母は宮中の元女官で、ユン・ウォニョンに殺されたのだと伝える。明宗はユン・テウォンを訪ね、オクニョとはどういう仲かと聞く。疫病をでっちあげて捕らえられたチョン・ナンジョンは取り調べを受けるが、罪を認めようとはしない。オクニョは養父から、母の形見は指輪だけではなく髪飾りもあったことを聞き、母の親友だった女官、ハン尚宮(サングン)にそのことを話す。

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/okunyo/

teikokuさんより

第31話 感想

オクニョの出生には、まだ秘密がある様です。母の遺品である髪飾り。以前、ナンジョンから文定王后に渡った時にかなり驚いていた様子でしが、あの髪飾りは何を意味するのでしょうか。同じものをハン尚宮が持っていました。指輪は王宮殿の女官に与えられたものとのことでしたが、指輪より深い意味があるようです。

この時代の女性は、身分によって髪型や装飾品が違うようです。オクニョの髪飾りは、装飾が豪華だったので高貴な身分を意味しているとようですが、なぜハン尚宮は頑なに隠そうとするのでしょうか?あまりにも引っ張るのでなおさら気になります。

やっとナンジョン一味が逮捕されましたが、ナンジョンも、ドンジュも大した人物です。どんなに激しく拷問されても絶対に口を割りません。やっていないなら分かりますが、やっているにもかかわらず自白しない。まさに、稀代のワルです。結局釈放されてしまったので、このままだまっているとは考えにくい。この後の反撃が怖そうです。

テウォンは以前のテウォンに戻りつつある様ですが、まだオクニョとの仲は修復できていません。少し前までは、オクニョとジホンが急接近しているようでしたが、ここのところは明宗と会う機会が増えています。テウォンも相手が王様とはいえ、やはり気になるようです。また、ジホンが再び官職に返り咲きそうな動きも見られます。今後さらにウォニョンを倒すために結束が深まりそう。恋の行方もまた混迷してきそうです。

第32話 あらすじ

オクニョは王の密使[=明宗(ミョンジョン)]から、チョン・ナンジョンが政治上の取り引きで放免になったと聞き、ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンがいかに強敵かを思い知る。オクニョは母が東宮殿の女官で、一緒に仕えていた女官全員が謎の死を遂げていることを明宗に話す。宮廷に戻った明宗は、お付きの女官、ハン尚宮(サングン)を呼び、東宮殿の女官たちが死んだ理由を知っているか尋ねる。

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/okunyo/

teikokuさんより

第32話 感想

まさかのニアミスです。テウォン、明宗、オクニョの3人が顔を揃えることになるなんて。
以前にもこの様に3人が接近したことがありました。あの時は、テウォンもまだウォニョンの元へ行っていなかったし、オクニョとの信頼関係もあった。もちろん、明宗の正体も知りませんでした。だから、テウォンは明宗をライバル視できたし、言いたいことも言えていた。でも、今はもう明宗にあのような態度で接することはできません。

テウォンはオクニョと明宗が気になっているようでが、相手が王となるとライバルとして同等に戦うことすらできない。その上、オクニョからの信頼も失っています。テウォンはオクニョと明宗を残して部屋を出ていきますが、この時どんな思いだったのか。オクニョとテウォン、二人のすれ違いはいつまで続くのでしょうか。

オクニョと王の密使であるイ・ファンとのやり取りは、本当に笑えます。オクニョに正体を知られまいとして、周囲を巻き込んでまでもウソを突き通そうとする姿がとても可愛いです。こんな可愛らしい明宗ですが、まさか、恐ろしい陰謀の中心に据えられていたなんて。オクニョの母を殺した原因は自分だった。明宗は明宗ではなく本当にイ・ファンだったら良かったのに。明宗は国のトップなのにとても無力に感じてしまいます。

オクニョの母が殺されたのは、先王・仁宗毒殺の企てを知ったことが理由で、犯人も分かったものの、オクニョの父親のことは相変わらず不明です。あの髪飾りの件もあれっきりで、話題にすら出てこなくなりました。今回判明した文定王后の企てと髪飾りはどう考えても結びつかず、無関係に思われます。でも、あの髪飾りを見て確かに文定王后は驚いていました。髪飾りの謎は、いつ明かされるのか。そこに父親のヒントが隠されているのでしょうか。

いまいち 王の系図が分からない方はこちら

オクニョ 朝鮮王 関係図 相関図

 

第33話 あらすじ

オクニョは、なぜ話をしてくれないのかと問うユン・テウォンに、母を殺したのが彼の父ユン・ウォニョンだからだと告げる。ユン・テウォンは妓楼で酒を飲んでいた明宗(ミョンジョン)に会う。文定(ムンジョン)大妃(テビ)が明宗を尾行させていることを話し、オクニョが危険なので彼女と会うのは控えてくれと頼む。酒で酔った明宗(ミョンジョン)は大妃のところに行き…。オクニョは小さな商団を取り込む計画を着々と進める。

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/okunyo/

teikokuさんより

第33話 感想

本当に文定大妃は恐ろしい人です。自分の息子が真実を知り、壊れそうなほどに悩んでいるというのに、あくまでも自己保身を貫こうとするなんて。母親ならば、自分の事よりも自分が産んだ子である明宗のことを考えてあげるべきなのでは?あの場でシラを切り通しても、明宗からの信頼を無くすだけだと分からないのでしょうか?そこまでしても自分が大切なのですね。

やっとオクニョの本音が見えました。やはりオクニョは、誰よりもテウォンに傍にいて守って欲しかった。でも、テウォンは自分の敵であるウォニョンと手を組んでいる。テウォンはオクニョと再会してからはウォニョンを裏切り利用しているように見えますが、ウォニョンに対して父親としての愛情を全く持っていないとも思えません。以前、母が亡くなったのはウォニョンのせいだとウォニョンを恨み続けていましたが、それはウォニョンに甘えたかったのではないかとも受け取れます。

一方、ウォニョンはテウォンが王に密告したことを知るも、それを隠そうとしているようです。それは、父親としてテウォンのことを守ろうとしているからなのか、それとも、自分が招いたテウォンがしたことを隠蔽しようとしているのか。悪人で最低なウォニョンですが、せめてテウォンに対してだけは人間らしい感情を持っていて欲しいです。

オクニョの父親は誰なのか、もう少しで判明しそうです。キーとなる髪飾りは、カビ本人のものなのか?カビが何ものかから預かったものなのか?ハン尚宮が最後にカビに会った時、カビが悲壮な状況だっことが気になります。オクニョを取り上げたケントが当時のことで何かを覚えているようですが、父親の手がかりになる事だったのでしょうか?

ジホンが史曹正朗になる事が決まり、ジホンは「もしオクニョが男だったなら。」と話していましたが、オクニョが男だったならもっと大きな事に巻き込まれていたのでは?それを暗示している会話のような気がしました。

オクニョ 運命の女(ひと) 第34話・35話・36話 あらすじと感想

オクニョ 運命の女(ひと) (原題:獄中花) あらすじ 視聴率 キャスト 感想

 


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