華政 ファジョン

華政 ファジョン 第1話・2話・3話 あらすじと感想






華政 ファジョン 第1話 あらすじと感想

第1話

 時は朝鮮14代王・宣祖の時代。世継ぎである光海君は嫡子でも長男でもないという理由で16年もの間、明から正式な世子と認められずにいた。宣祖は臣下や民の信望を集める光海君を疎ましく思い、継妃の仁穆王后との間に生まれた永昌大君を新たな世子に擁立しようと目論む。片や光海君は、嫡子である永昌大君とその姉、貞明公主に敵対心を抱くこともなく兄として優しく接していた。そんなある日、山中で即身仏と共に文書が見つかる。イ・ドッキョンは即身仏の腕輪を見て、それが予言者ナム・サゴだと確信する。遺体と一緒に見つかった文書には「純粋な血統の者だけがこの世の真の主となる」と書かれていた…

http://www.bsfuji.tv/hwajung/story/index.html

最初の場面が予言者ナム・サゴ即身仏が発見されるシーンから。光海君初めの登場シーンがすでに(演・チャ・スンウォン)が髭を生やした大人での登場、16年も明から世子として認められないというところだから、時代背景的には豊臣秀吉が朝鮮に侵略して10数年後となる。日本で言えば、徳川政権が始まったころになる。のちに光海君派の臣下がこの侵攻の時、光海君が貢献したのを理由に正当な世子という場面がある。

貞明公主が登場、宣祖の膝にのり、かわいがられてるシーンがあるが、貞明公主が主人公。正室(実際には継室)だが正室の子は貞明公主と3歳下の永昌大君しかいない。
よく描かれているのは世子争いでは光海君の実兄の臨海君と腹違いの弟信城君での世子争い。だか、そのずっと後のことの話となる。臨海君(演・チェ・ジョンファン)もまだいますし、話の中でも宣祖の子が25人と出てきますね。

この、後継者に関しては第一話で程よく、振り返って流れてはいるが、まったく歴史を知らないとなぜ光海君が世子なのに立ち位置が危ういのかわかりにくいかもしれない。嫡流と言われる永昌大君が光海君の31歳も年下なのか?

第2話

光海君はこれまでの怒りをぶつけるために宣祖の寝所を訪ねるが、そこには毒に侵され苦しむ宣祖の姿があった。すでに手遅れだと知った光海君は、宣祖を見殺 しにしてしまう。そして、死にゆく宣祖に宣言するのだった。この国の王は自分だと…その後、臨海君が永昌大君を殺害しようとしたと知った仁穆王后は、光海 君を廃位にするという命令書を書こうとしていた。そんな兄の過ちを知った光海君は、骨肉の争いを行わず王位に就く方法を探っていたが、永昌大君と貞明公主 を守ると約束するので自分を王位に就かせて欲しい、と仁穆王后を説得する。

http://www.bsfuji.tv/hwajung/story/index.html

朝鮮時代は正室の子と側室の子では雲泥の差があり、両班でも庶子はないがしろにされる場面が時代劇では多々ある。特にこの華政ではとくに宣祖は光海君を嫌っていたように描かれている。また苦しんで死んでゆく宣祖に対する光海君の対応でもうかがえる。

あとよく王が亡くなると内官が屋根に登って白い布をバタバタとふり逝去を知らせるがあんなんで伝達できるのか?と思ってしまいます。

それから子役で第1話で合戦をやっていた2人 ホン・ジュウォンとカン・イヌ。2話でも出てきましたが、今後重要人物となる、メインキャラの2人です。

第3話

即位した光海君だったが、臨海君に謀反の疑いがかかる。兄を信じたい光海君は、重臣たちの反発を抑えるが、明の使者が光海君を王と認める前に、臨海君に会わせろと言ってくる。長男である臨海君が乱心したという理由で次男の光海君が世子となったと報告していたため、事実を確かめるためだった。しかしその夜、光海君は臨海君から思いがけない告白を受ける… それから5年。光海君は、ことあるごとに重臣たちの反発に遭い、目指す政治を実現できずにいた。その一方で、仁穆大妃は邪魔者は粛清するという光海君のやり方に恐怖と怒りを抱き、息子の永昌大君を即位させなかったことを後悔していた。

http://www.bsfuji.tv/hwajung/story/index.html

 

臨海君に謀反の疑いがかかるが、実際、歴史的にはどうだったんでしょうかね。しかし、どのドラマででも臨海君は阿保っぽく描かれている。やはり、実の兄弟で母も同じで長子優先の時代で、王位を継げなかったのでよほど光海君が優秀だったのだろう。臨海君を演じるチェ・ジョンファンだが、時代劇ではおなじみの顔だが、王とか知的な役が多かったので、無理に阿保っぽく演じてる感じがした。しかしながら、何を演じても深みを感じられる名俳優。

またどのドラマでも光海君派(大北派)が勢力が少なく、政治で苦労する場面が多々出てくる。この回で5年後に移るが、子役もここで一新される。

貞明公主付きのチェ尚宮役のキム・ソイ 多くの作品で尚宮役を演じているが、特にチャングムの誓いでのミン尚宮{水剌間(スラッカン)の尚宮}を演じていたので結構長いこと時代劇女優演じている。この華政では45~46歳で出演だから、かなり見た目若いですね。ちなみにトンイもイ・サンも尚宮で出演しています。

華政 ファジョン 4話・5話・6話 あらすじと感想

華政 ファジョン 視聴率 あらすじ キャスト 感想

 


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