1999年

ホジュン~宮廷医官への道 あらすじ 視聴率 キャスト 感想






放送予定

●BSフジ 全69話(2024/5/8から)月~金曜日10時から 字幕

●BS日テレ 全64話(2024/1/29から)月~金曜日13時から 字幕

●BS日テレ 全64話(2023/10/2から)月~金曜日17時から2話連続放送10/4は1話 字幕

●BS日テレ 全64話(2019/12/30から)月~金曜日13時から 字幕
https://www.bs4.jp/hojun/index.html
●BSフジ 全64話(2017/1/12から)月~金曜日9:54から 字幕
http://www.bsfuji.tv/hojun/pub/001.html
●2016.5.2 感想追加

ホジュン~宮廷医官への道  全64話
1999年放送 朝鮮時代
平均視聴率53% 最高視聴率64.2%
ホジュン 宮廷医官への道 COMPLETE DVD-BOX

あらすじ

16世紀半ば14代宣祖王の時代、側室(愛人)の子として生まれたホ・ジュン。密貿易・身分違いの結婚という大罪を犯したホ・ジュンが新天地で名医ユ・ウィテに出会い、医学を志す。さまざまな困難に苦戦するが、自分の正しさを信じ、自らの道を突き進む強い意志の持ち主。やがて紆余曲折を経て内医院の医官となる。多くの人々を救うためにひとつでも多くの病の治療法を見つけるためにホ・ジュンは奮闘する。宣祖は1596年「東医宝鑑」をホ・ジュンやヤン・イェスら数人に編纂を命じる。本作品は2000年代から時代劇ブームを起こすきっかけとなった作品。時代劇ドラマだけではなく韓国ドラマ中でも歴代NO1の視聴率を叩きだしている。国民的人気番組で金字塔作品として韓国時代劇作品を語るに外せない作品。

キャスト

ホ・ジュン役  チョン・グァンリョル 医員、両班の庶子 /2006年 朱蒙 -チュモン- Prince of the Legend(クムワ:金蛙役)2007年 王と私(チョ・チギョム役)2011年 ペク・ドンス(キム・グァンテク役)2013年 火の女神ジョンイ(イ・ガンチョン役)

イェジン役 ファン・スジョン ウィテの養女 /イ・ダヒ役 ホン・チュンミン ジュンの妻 / 1998年大王の道

ユ・ウィテ役 イ・スンジェ ホ・ジュンの師匠
ユ・ドジ役 キム・ビョンセ ウィテの息子、医員、ホ・ジュンのライバル
イム・オグン役 イム・ヒョンシク   ウィテの使用人
ク・イルソ役 イ・ヒド ホ・ジュンの弟分、狩人

スタッフ [監督・演出]イ・ビョンフン[脚本]チェ・ワンギュ、キム・イヨン
VSホジュン チョン・グァンリョル VS キム・ジュヒョク

感想ネタバレ含む

感想

teiko

本作は,李王朝時代に実在した医官“ホ・ジュン”をモデルに1999年にドラマ化された作品です。小説家イ・ウンソンによる「小説東医宝鑑」が原作で,韓国では視聴率60%超の大ヒットとなり“ホジュン・シンドローム”と言われた社会現象まで引き起こしたヒット作でもあります。

作者のイ・ウンソンは,東京生まれの在日韓国二世。後に韓国に帰国したという経歴があり,日本ともゆかりがある人物です。

卑屈に生きていたジュンがそこから這い上がっていく姿は痛快そのもの。「人間やればできる」という自身が湧いてきて,前向きになれます。とはいえ,一人の生涯を描いた大河ドラマです。紆余曲折あるのは当然。本作品でも数々の難局がありました。尊敬する師匠を亡くしたり,激しいイジメや陰謀。しかし,どんな境遇下でも,人としての心を持ち続けて問題に真っ向から立ち向かう姿は学ぶところが多かったです。

主演のチョン・グァンリョルは,本作出演時は39歳です。しかも,ドラマ「王と私」では内侍府長役である権力者を演じていたのを見た後だったため,いじめられている姿にはかなり違和感を感じました。

ホ・ジュンをライバル視するユ・ドジ役のキム・ビョンセは「王と私」では,第7代国王セジョを演じておりました。キム・ビョンセは,目鼻立ちが整っているだけに,ヒーロー的な王も嫉妬に狂う陰険な役柄もハマります。

他にも韓国時代劇おなじみの面々が多数顔を揃えており,見応えのある作品でした。1975年にイ・ウンソンによる脚本でテレビドラマ化,翌年に映画化されております。映画版ではジュンの師匠であるユ・ウィテ役だったイ・スンジェが主役を演しておりました。

2013年にはキム・ジュヒョク主演で「ホジュン~伝説の心医~」として再びリメイクされており,韓国の人達にとっては思い入れのある作品のようです。

管理人

韓国歴史ドラマで初めて60%超え、歴代視聴率も4位と国民ドラマの代表番組。最高視聴率64.2%で歴史に残る視聴率を記録している。

1999年の放送で放送当時は「ホジュンシンドローム」と呼ばれる社会現象まで巻き起こし、ドラマのメインテーマである漢医学の人気が高まり、大学の漢医学科の競争率が急上昇するなど、数々の逸話を残した。韓国歴史ドラマを語る上で欠かせない番組となっている。

内容はあらすじ通りだが、1999年時代の作品なので今見ると古い映像、昔の韓国歴史ドラマ感は否めない、CG等も無い時代の映像なので、映像美等も無いが、ドラマの王道、波乱万丈の人生と人間愛にあふれた生きざまを、躍動感あふれるスピーディーな展開と史実に基づく骨太の物語構成、そして想像力あふれるドラマチックなストーリーで作品内容の良さは何年経っても劣化しない。

ドラマの王道、主人公が困難に立ち向かい乗り越えていく様は、見ている視聴者は心打たれる。高視聴率を取る番組は「宮廷女官チャングムの誓い」も然りだが、シンデレレラストーリー的なものが多い。見ていて主人公を応援する気持ちになり、のめりこんでいく、入り込んでいくストーリーであり、時代は違っても、日常的にある困難に遭遇する場面と重ね合うところも多々ある為だろうか。

60%超えは伊達ではなく、ストーリーそのものが面白く、見応えがあり、登場人物の分かりやすさ、キャラクター設定の明確さなど、誰が見ても分かりやすく、楽しめる番組でお薦めの番組の1つと言える。


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