麗 花萌ゆる8人の皇子たち

麗 花萌ゆる8人の皇子たち 11話・12話 あらすじと感想 / オ尚宮 ワン・ウク(13皇子)






麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~ 全20話

第11話 あらすじ

重陽節の宴で正胤に毒入りの杯で飲ませる計画を知っていた第4皇子ワン・ソは、正胤とヘ・スのために毒入りの茶碗で代わりに茶を飲む。毒が回り次第に意識が遠のいていくワン・ソは最後の力を振り絞って宴の場を出た。血を吐きながら倒れるワン・ソに気づいたヘ・スは駆け寄って助けを求める。

一方、ファンボ・ヨンファは太祖ワン・ゴンに頼みがあるといい、茶を3杯飲み干した後に頼みを話すと言うと、正胤の茶を飲み干した。ヨンファの頼みは第8皇子ワン・ウクの再婚だった。ところがワン・ゴンが快諾するとヨンファは倒れてしまった。それを見た皇后ユ氏は毒だと叫び、先手を打つ。
先に席を立ったワン・ソが心配になった皇子たちは、すぐさま捜しに出かける。するとヘ・スに介抱されながら瀕死のワン・ソを発見する。そこで第9皇子ウォンが茶を持ってきたヘ・スを犯人だと見立てて皇子殺害の容疑で捕らえさせる。

出典:http://www.kntv.co.jp/story/p0720/story11.php

第11話 感想

quetalsurinoさん

オ・サングンの死が切なく悲しい涙なしでは観られない11話でした。ヘ・スを助けるために毒入りのお茶を飲み計画を隠そうとする4皇子と、飲んだふりまでして毒殺事件を知らせ、お茶を運んできたヘ・スは犯人として拘束され、絞殺の刑を受けることになるとは、意外な展開です。誰も彼女の無罪を晴らせず、オ・サングンは自らの命と引き換えにヘ・スを助けます。オ・サングンと皇后ユ氏との過去の因縁なども分かり、ヘ・スを思うオ・サングンの気持ちが切なく描かれています。

ヘ・スは8皇子を待ち続けますが、彼女のそばにいたのは4皇子でした。毒殺事件が皇后ユ氏とかかわりがあることを知り、8皇子はその証拠をつかもうとしますが、意外にも事件の背後にいたのは妹のヨンファでした。そのことを知り8皇子は妹とファンボ家のためにヘ・スをあきらめることになります。これまで8皇子とヘ・スを応援してきたので、彼にはがっかりする気持ちです。

ヘ・スの代わりに毒殺事件を企んだとして絞殺刑になったオ・サングンを助けるために、ヘ・スは石膏大罪(許しが出るまでひざまつくこと)をすることになります。雨の中傷ついた体で許しを求める彼女の傘になって経ってくれる4皇子。帝王の怒りをかうことを知りながらも彼女のそばにいる4皇子がカッコよすぎです。このシーンは中国ドラマ「宮廷女官 若曦(ジャクギ)でも登場して、大好きだったシーンの一つです。韓国の時代劇を観ると、よく出る場面ですが、高麗時代でもあった習慣なのでしょうか。彼女はや皇子たちの願いは叶わず、オ・サングンは死にます。今までで一番悲しい話でした。

主要キャラクター:4皇子、王女ヨンファ、オ・サングン(女官)、8皇子

管理人

オ尚宮(オ・サングン) ヘ・スの師、最高尚宮

時代劇には必ずといいほど出てくる尚宮だが、側室以外の女官では最高位。一般的に、至密に属する女官は入宮後25年、それ以外の職務に属する女官は入宮後35年を経過すると尚宮になることができた。

※至密(王・王妃・側室などの近くに侍り身の回りの世話などを行う)

オ・サングン(女官) ウ・ヒジン 우희진
ウ・ヒジン 生年月日:1975年5月24日[身長]162cm[血液型]O型
[受賞]2002年MBC演技大賞女優秀賞ヒーラー カン・ミンジェ ムンホの上司、報道部長
私はチャン・ボリ! イ・ジョンラン ドンフの妹

※※※

本家・中国版 宮廷女官若曦(ジャクギ)、「輝くか狂うか」ともに オ尚宮(オ・サングン)に当たるような人物はなし。

※※※

第12話 あらすじ

太祖ワン・ゴンは第4皇子ワン・ソに使臣として後晋に行ってくるように命じる。ワン・ソは命令に従う代わりにヘ・スを茶美院に置くように頼む。しかしワン・ゴンはワン・ソが発つとすぐに、チェ・ジモンにヘ・スを二度と皇子たちに会えない場所に連れていくように命じる。ジモンがこの事実を知らせると、ヘ・スは皇子たちがいない場所と聞いて、かえってよかったと支度を始める。

ヘ・スは最後にワン・ソに会い、早くすべてを忘れようと言うが、ワン・ソは戻ってくるまで茶美院で待っていてくれと頼む。ヘ・スはワン・ソに降りかかる全てが自分の責任だと言い、もう一度ワン・ソの気持ちを拒絶する。第8皇子ワン・ウクはすでにヘ・スとのことを諦めていた。

足を引きずりながら去っていくヘ・スを見ても何もできないまま後ろ姿を目で追うだけだった。
そうしてヘ・スは皇宮を去って行き……。

出典:http://www.kntv.co.jp/story/p0720/story12.php

第12話 感想

quetalsurinoさん

ヘ・スを助けたことで、皇帝の命令に逆らい4皇子は使者として送り出されます。皇帝は4皇子の気持ちをしり、彼が使者として留守にしている間、皇子との関係を断ち切るためにヘ・スはムスリ(雑事を担当する下女)として茶美園から出されることになります。

一年後高麗に戻った4皇子はヘ・スが茶美園にいないことを知ります。同じく使者としての役目を終え戻った3皇子はヨンファにプロポーズします。8皇子は皇帝なりたく、陰で3皇子と手を結んで動いていました。彼の本当の目的は3皇子を利用し皇帝になること。3皇子がヨンファを好きなことを知り彼女に3皇子と結婚するようお願いします。3皇子との結婚を避けたいヨンファはずっと好きだった4皇子に結婚を申し出ますが、4皇子はそれを断ります。

相変わらずヘ・スが好きな4皇子は皇宮からヘ・スを出してあげるために、結婚を申し出ます。強引ではあるもののヘ・スを思う一途な4皇子の気持ちがすごく伝わります。これまで外していた仮面をつけた姿を再び観ることができる12話です。使者として離れていた1年間、彼女を思う気持ちを込めてつけていたようです。ヘ・スも4皇子に対する気持ちに変化がみえてきました。

これまで明るく無邪気な少年役の14皇子が12話からは頼りがいのある青年になって戻ってきました。茶美園(宮廷)から姿を消したヘ・スを探し続けていたのも14皇子だったようです。14皇子も言動からヘ・スに恋しているようなので、今後の彼の登場に注目です。14皇子を演じているジスはドラマ「ドクターズ」や「ファンタスティック」などにも出演しており、2016年は多数の作品で活躍しています。「麗」でも最終回まで出演する皇子の一人なので、今後のヘ・スとの関係も気になります。

主要キャラクター:太祖、8人の皇子たち、王女ヨンファ

管理人
ワン・ウク(王郁) 第13皇子 ナム・ジュヒョク

出典:https://programs.sbs.co.kr/

「ウク」の第8皇子(同音)と区別するため、彼を「ペクア(伯牙)」と呼ぶ。母が新羅の王族。その為、皇位に就くのが難しい。高麗を代表する美男子で芸術に対する高い見識を持ち特に楽器が巧み。兄弟たちの人生を絵で描き残す「観察者」
ナム・ジュヒョク 남주혁 生年月日: 1994年2月22日 身長188cm タレント、俳優、モデル。デビュー: 2013年「2014 S/Sコレクション」SONGZIOモデル
恋はチーズ・イン・ザ・トラップ クォン・ウンテク 経営学科2年
華麗なる誘惑 ヒョヌの少年時代

太祖918-943 / 恵宗943-945 / 定宗945-949 / 光宗949-975 / 景宗975-981 / 成宗981-997 / 穆宗997-1009 / 8代 顕宗1009-1031

ワン・ウク(王郁)は初代国王太祖と5番目の王后・神成王太后金氏の子でのちの8代王顕宗の父に当たる。

※※※

本家・中国版 宮廷女官若曦(ジャクギ) では13皇子はユアン・ホンが演じる。若曦が落ち込んだ時には一緒に朝まで酒を飲むなど、何かと若曦のことを気に掛ける。10年間の幽閉生活では酒に溺れるが、緑蕪の懸命な支えがあり、幽閉生活を乗り切る。

出典:http://www.bs-j.co.jp/jyakugi/cast04.html

ユアン・ホン(袁弘/Justin YUAN)1982年8月23日中国武漢生まれ。2001年上海戯劇学院演技科を卒業後俳優として活動をするも出番がなかったが、2004年のTVドラマ「天下無双」で念願の俳優デビューを果たし、2008年の「上書房」で主役を演じた。

※※※

「輝くか、狂うか」ではワン・ウク(王郁)という名の人物は出てこない。ただ数人の皇子は皇子たちのくくり程度で出てくる。

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